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Reinhardt Article
米国の専門誌「The ToneQuest」http://www.tonequest.com/より抜粋
Reinhardt Amplifiers
 基本我々は自分達でアンプビルダーを探し出してレビューを書いたり読者からもリクエストを受けたりもする。だがここ一年アンプビルダー達が我々にレビューを書いてくれとのリクエストが増えつつある。これは別に珍しくは無い事ではあるがここ最近物凄く増えて来ていてこれもまた時代の流れであろう。このエコノミーの不安定さがいつまでも続くか分からないがアンプビジネスに重大な収縮が起ころうとしている。そしてその中でユニーク且つ適した者が生き残り、他は消えて行くであろう。
 広大なユニークさを持っておりとてもヴァーサタイル、ハンド ワイヤード チューブ アンプ デザインを手掛けているBob Reinhardtのカンパニーはこれからも成功の道へと歩むであろう。彼は積極的に我々に連絡を取って一つではなく、二つのモデルをレビュー用に送ってくれた。
 The Sultan-Mark Knopfler氏と相談し尚も開発し続けている。そして、Storm 33はKnopfler氏が08'ツアーに使用していたモデルだ。Reinhardt氏がデザインするアンプとは素直でありとてもユニークである事をこのレビューで感じるであろう。

Q, ギターアンプに興味を持ったのはいつ頃でしたか?そしてどうやって出会ったのでしょうか?

A, 僕が出会ったきっかけはプレイヤーとしてアンプを使う様になって、その頃から持っていたアンプより違うトーンが出しかったんだ。僕はテクギーク (おたっきー)タイプで全ての機能を知り尽くしたい人間。だから当時ダミーアンプを設計し始めて何処をどう変えれば違う音が出るか試したりして研究したんだ。大体分かって来た時に僕が持っていた76’Marshallのサーキットボードを全部入れ替えてハンド-ワイアードボードにしたんだ。これで大分微調整が効く様になった。リペアが必要な人とも出会いその人達のアンプもいじったし。これが凄く良い経験だったね。アンプのトラブルシューティング。これは本当良い勉強にもなる。セクションごとも習えるしリアクションとかも知る事が出来る。

この後からちゃんと自分のアンプの設計をし始めたんだ。18ワット タイプ アンプ、オリジナル Marshall のクローンではなくちょっと変えて18ワット パワー セクションを加えて。Cathode-biased EL84 power section が僕の一番のお気に入りだね。

Q, 自分が好きなヴィンテージアンプで自分のアンプに取り入れたかった部分とは?そして何処の部分が好きですか?

A, Marshall。僕はオールド ブリティッシュ サウンドで育ったからね。ギターを弾き始める前から好きなギタートーンがある程度似てたからね。もちろん、この段階ではMarshall、Fender、Hiwattの存在何て知らなかったからね。そのサウンドに向かって行った様な感じかな。昔のAC/DC、Van Halen、Judas Priest、etc.これら全てギターのサウンドが魅力的で自分がギターを弾き始めた時に色んなアンプを試して見た。結局Marshallアンプがしっくり来たんだ。素直にクリーンなトーンにははまらなかった。僕はクリーンなサウンドにはちょっとボディーが欲しい。もちろん昔のVox のトーン(特にBrian May)も好きだしHiwattのハイゲイン サウンド、Page と TownsendのHiwattサウンドもとても素晴らしい。

Q, ヴィンテージアンプを弾くに当たって一番フラストレーションを感じるのが信頼性、そして一つ一つ音が違う事。これはオリジナル コンポーネント、トランズフォーマーのバラエティが存在しているが為。安定してハイクォリティーなサウンドを作るのに当たってモダンビルダーとして今最もチャレンジングな部分とは?

A, 僕は基本的に良い物をアンプに取り入れたい。だから最もハイクォリティーなコンポーネントを使用するしコストの事なんて考えない。もっと重要なのは安定感、そして信頼性の高い物を作る事。トランズフォーマーに関してはコンポーネントを作っている所に頼んでいて僕の経験上信頼性の高いと証明されている。僕に出来る事はブランドと材料を同じ物を使用して前に作ったアンプと音を比べて見るしかない。実例毎回"18"を作った後何年も置いてある同じ物と聴き比べて見るんだよ。トーンがちゃんと一緒かどうか。

Q, 各モデルのコンセプトを教えていただけませんか?

A, 僕は色々なサウンドが好きだから違うモデルを作ったりしてるんだ。個人的に好きな音しか作らないけどね、それが僕のモットーかもしれない。前に言ったけどクリーン過ぎる音は余り好きじゃあないからそう言った様なアンプは作りません。
18シリーズには何個か有り、18、MI-6、そしてTitanと有ります。
僕はEL84がとても好きなので18とTitan両方ともEL84 poweredなんだ。Titanは4つEL84が入っており、もっとでかいoutput transformerが仕組まれている。伝統的なMarshall EL84トーンが得られ、ナイスなチャイム、upper midrangeのキャラクターが出てクランチも良い。MI-6は他と殆んど一緒だが6V6が入っておりもうちょいフルなサウンド、そして丸い感じのサウンドが出ます。
EL34アンプに関しては Vintage 50とJKC33(60年後半、70年前半Marshallスタイルアンプ)でどちらとも伝統的なEL34mid トーンが出る。JKCは元々お客さんの特注品で僕のV50トーンでちょっと音量を減らしたかったと言う依頼。ヴォリュームを”7”では無く、”4”で収めたかった見たいだね。50wattアンプの7のトーンが欲しかったんだ。
100watt バージョン、V100も作ってるよ。Storm モデルも50 watt、33wattバージョンが有る。StormはJCM800のkiller typeなんだけど尖ったトーンは無い。Low to high フットスイッチがあるから幅は広い。Low でV50 type、high で80’s type のゲイン。図太いハイゲインのトーン。薄くて鼻声のメタリックの音っぽくないんだ。
The Sentinal は僕のKT66を使ったJTM45 type アンプなんだ。アウトプットトランズフォーマーはハンドワイアードで僕が今まで聞いた中で最高のKT66のトランズフォーマーだね。もう殆んど試してみた。馬鹿みたいに高いけど音は絶品だから使ってるし本当使う価値はある。Bluesbreakerトーンとして完璧だしトップはあまくガラスっぽいKT66でボトムエンドはとてもでかい。個人的にはクリーンとちょっと質が混じった感じのトーンかな。Fat Albertの言う新モデルも作ってあり、これは個人的に好きな新モデルだよ。これも元々特注品で昔のZep ツアー時のJimmy Pageトーンが欲しいと言うリクエストで作ったんだ。特にthe Royal Albert Hall show。このデザインはEL34が4つ組み込んでいて100 wattだ。むちゃくちゃラウドでパーカッシブなんだよ。ダイナミックだし。オリジナルPartridge トランズフォーマーのカスタムコピーを使用しており、これはMark Huss(Hiwatt type アンプの権力者)に感謝してるよ。僕が持ってた質問に丁寧に答えてくれたんだ。
もう一つの新モデルがSHG。これは僕が"80's hair metal"のゲインレベルが欲しかったと同時にクラシックロックトーンも取り入れたかった。モダンでは無くハイゲイントーン。タップではゲインの量がとてもあり、ペダル無しで80's rockを出せるしはっきりした音が出る。コード一音一音が聴けるんだ。弾いたら笑顔が消えない、とても楽しいアンプだと思うよ。Bass Ampを今開発してるんだけど昔のAmpegのB15でもっと音量がでかい。あのアンプはライブやる程の音量は無かったんだけどレコーディングには適してたね。僕のB15ヴァージョンはKT88を4発使ってピークは200 watt位かな。

Q,コンポーネントに戻りますが。ビルダー大半がキャップ、レジスター、トランズフォーマーや他のパーツをしつこく良いアンプを作る為のヒントだと言います。コンポーネントとは何処まで重要なのでしょうか?あなたは何を使っていますか?そして何故それを使うのですか?

A, 僕はトーンでコンポーネントを選ぶんだ。アンプによるけどHeyboer、Pacific、Sentinel のcustom Radio Spares cloneを使っている。全てのクォリティーはトップノッチだと分かっているからそれをテストしつつ僕がどれがベストサウンドかと判断するんだ。他のコンポーネントも同じだ。昔NOS carbon comp resistorsを使っていたんだ。例えば Allen Bradley NOS。ただ使ってると色々問題が起きた。ノイズが出すぎたとか故障したりしてたんでもう使ってない。お客さんのスペシャルリクエストがあると使うがまず事情をはっきりと伝えている。キャパシターもモデルによって変えてる。Sozoを使ったりMallory 150を他に使ったりSultanは友達が作ってくれたカスタムPVCキャパシターを使用してるよ。もし故障が起きたら徹底的に調べてそのブランドを使わず違うのに変更するよ。

Q, 新モデルの開発はどうやって作り上げますか?例えばプロトタイプをプレイヤーに試してもらってフィードバックを得るのですか?

A, 新モデルの始まりは大体僕の中で“こうしたらどんな音になるんだろう?”と後スペシャルリクエストからかな。自分が納得行くまで何度もやり直してから何名か試しに送るんだ。後ローカルミュージシャンでうまいプレイヤー、そして良い耳を持ったプレイヤーがいるので信頼できる良いフィードバックを得られるよ。もし音が悪ければ悪いと言ってくれるし。そして何が良かったか、何が悪かったとはっきり言ってくれるので。プロトタイプは過去に友達、お客さん、後プレイヤーにも送ってる。

SHGプロトタイプを一回Wisconsin州に住んでいるお客さんに送ってみたんだ。その方はハイゲインの好きな人で某有名なメタルプレイヤーも知っていてその人にも試してもらったんだ。トップクラスアンプと比べてのフィードバックも得られるのでとても良かったよ。

Q, アンプ自体別としてチューブとスピーカーもサウンドの重要な部分です。今現在使用している物とその理由とは?

A, チューブを選ぶのはとても難しいよ。今市場に出ているチューブとかヴィンテージチューブと比べて余り良くない。昔使用していた材、そしてクォリティーはとても良かった。だから僕は常にチューブを探し出しては試しての繰り返しかな。EL34に関しては"Winged C" EL34が良かった。僕の意見として一番古い感じの音がすると思う。ただこれを入手するに当たってはちゃんとテストされた物を手に入れないとだめだね。幅が広すぎるから。

EL84はJJを使っている。安定感が気に入っているから。TAD(Tube Amp Doctor)の音も好きだが安定感が余り無いから使っていないんだ。これは二年前の話。今はもう良くなったかもしれないけどね。12AX7に関してはミックスするよ。一つのブランドにとらわれたくないからね。全てのブランドに置いて強み、弱みがある。たまにこの場所にだけ丁度フィットするのもあるし。僕はTungSol、JJとEHを使ってる。そして時々12AX7C Chineseを使用してるよ。モデルに寄る。

スピーカーに関してはWeberより僕のカスタムスピーカーを作ってもらってる。二つ、bassとlead cone。僕個人的にCelestion G12HとG12-65がとても好きだ。僕のスピーカーはこの二つを足した感じかな。何回か向こうとトーンの事でやりとりしてこのスピーカーが出来上がったんだ。

Q, 自分でアンプを作っていてこれは他社よりユニークだなと思っている事とは何かありますか?

A, Attention to details (細かい所に注意を払う)かな。
僕のバックグラウンドで$100,000位するレーシングエンジンを作った経験もあるしこれがあってこそ細かい所にアプローチ出来る様になれたと思うし。レジスターとキャパシター一つ一つテストするんだ。そしてコストに関しては関係なくやっている。
一回トランスフォーマーを僕が払っている700%より安く買えるよと言う話があった。それはパスしたよ。良い物があればそちらを選ぶ。後は色々試すのに他のメーカーよりオープンなのかな。もし誰かがあれが良いのじゃあないと言って僕がクールと思ったら試してみるよ。Fat Albertはそんな感じで出来上がったしAmpzillaもそうなんだ。僕はエレクトロニックスのバックグラウンドから来てないからそう言ったセオリーとかを考えて煮詰まる人が多いんじゃあないかな。

Q, 今後どう言った事を達成したいですか?

A, このビジネスがもっと膨らんでくれる事と常に忙しくいてたいね。後20年はやり続けたい。それはこの仕事がとても好きだしこれに関わっている人も好きだ。この仕事をやってきて本当に素晴らしい人達と出会った。お客さん、ライバルもそうだしこの中で良い友達にもなれたし。まだ自分の中ではアイディアをたくさん実現させたいと思ってるしクールな事がまだまだたくさんあるんだ。止めるのも止められないね。

Reinhardt Reviews
Sultan
Reinhardt氏曰くこのモデルの始まりはレアなTrainwreck Liverpool を自分なりに表現しMark Knopflerが納得行くまでツイーク、微調整したモデルだ。このモデルはとてもユニークであり、dual EL84と6V6 power tubesを使用している。EL84はフルパワーモードで6V6はハーフパワーモードとなっている。Hi Lo Gainスイッチがありどちらのモードとも使える。そしてさらに Presence と Treble Cut Controls。Bass、Mid Range、TrebleとVolume Controls。こちらHi と Low inputsで使えます。市場に出ている良いヴィンテージアンプ、モダンで良いアンプとこのSultanとの違いは?Rock用に作られたとても美しいサウンドのアンプだ。我々が今まで弾いた中で一番かもしれない。Reinhardtのスタイルとしてクリーントーンは出ないがヴォリュームを上げた状態で素晴らしいサスティンを得られ無駄に砕かれたディストーションの様な音は無く本当素晴らしい。Sultanのオーバードライブのクリアーさは物凄く我々を刺激してくれる。
Details
SultanはHigh と Low Gain toggleとHigh と Low Channel inputs もバックパネルに付いていて、この二つのチャンネルともスムーズなサウンドとサスティンをプロデュースする。リッチなヴァイオリン見たいに。エッジーで砕かれたひどいディストーションとはかけ離れている。Low Gain は暖かく、幅広くバランスを取っていてバックアップがクリーミーだ。High Gainのセッティングはブライトで力強いupper mids と treble。我々は10 watt Half Power、6V6セッティングより 22 watt High Power モード、dual EL84の方をお勧めする。10 watt Half Power 6V6 セッティングはレコーディング時充分だと感じるがEL84のフルなブームを得られない。ダイナミック コントロール なタイプのギターリストへ特にお勧めします。
Storm 33 "SV"
このモデルはハイエンドなMarshall-スタイルアンプで18 watt が少なすぎと思い、50 wattは多すぎると思っている人にお勧めします。Randal Aiken氏は何年か前に35 watt Marshallスタイルアンプを開発した(Intruder)。我々は何故Marshallはクラブ フレンドリーなハンドワイアード 35 watt アンプを作らないのか。Plexi スタイルか60’後半メタルパネルデザインを作らないのか。これだと小さいクラブやら小さいステージで使えるのにと。このReinhardt パワフルなStorm 33(50 watt でも可能)そのギャップを埋めてさらにヴァーサタイルに仕上がっていてPower Scaling Option も可能だ。
Dual "Flying C" EL34搭載。クラシックな太いEL34トーンが得られるのは正確な レスポンスの良いEQコントロールだ。ハムバッカー、P90のギターにはとても相性良くスムース且つクリアーなオーバートーンが得られる。我々のNash Teleを使用してトレブルを落とさなければなかったが為ミッドを上げてtreble control を5位に落とした。
フロントパネルはLevel(power scaling/master volume)、Presence、Bass、Midrange、Treble、Driveとフットスイッチ可能のゲインコントロールが二つ。外部Bias pointsはバックパネルにあり、これでシャーシを抜かずにrebiasingが可能だ。
StormのLevel、DriveとGainを6位に設定してプッシュさせる事により良いサウンドが得られる。Power scalingも5位までがベスト。それ以下に設定するとフルネスとトーンが高く設定していた時よりも無くなってしまう。StormはBritishトーンを出し、サイズもマネージ出来、色んなギター、音楽、そしてステージにも相性良く使いやすい。80’sスタイル ハイ ゲインだが耳に尖ったトレブルの感じが無い。
Test Notes
色んなギター、ピックアップでこのアンプを試して見ました。Reinhardt アンプの作りはヴォイシングに間違っていないと言う感じを受けました。色んなビルダーは一つのギターに合わせてヴォイシング作りをしているから失敗するのであろう。。4 x 12 Avatar と Pre-Chinese 25 watt Greenback、Avatar 2 x 12 football back G12H 70th Anniversary と vintage Clestion Alnico G12、それとAvatar 4 x 10 Eminence Ramrodスピーカーを4つで試してみたが全てBoost や Overdrive は必要なかった。全てそこに有った。
Reinhardtアンプのクォリティーはとても良く出来ており、特にTubeの選択のしかた。殆どのビルダーはFlying C (SED)EL34をトーンが好きだから選ぶ。Bobが話した色んなTubeを試して見て組み合わせて見ている。これは感心する。
JJ、EH、Tung-SolとEI購入してみてアンプに色々試して見ると面白いかもしれない。
V1、V2、phase inverter、etc.
音の違いははっきり聞こえるので自分でやって見ると好みが分かってくる。
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